7月は頭頸部外科月間

お知らせ

いつも打田耳鼻咽喉科医院をご利用いただきありがとうございます。

年間約33,000人が罹患する「頭頸部がん」について知っていますか?

毎年7月27日は「世界頭頸部がんの日」に制定されています。これに伴い、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会では、毎年7月1日〜31日を「頭頸部外科月間」とし、予防や早期発見のための啓発活動を行っています。

「頭頸部(とうけいぶ)」とは、脳と目を除いた首から上のすべての領域(鼻、口、のど、気管、食道上部など)を指します。この領域にできるがんを「頭頸部がん」と呼びます。

📈 近年増加している「頭頸部がん」の現状

頭頸部がんは日本人のがん全体の約3%ですが、年間約33,000人が罹患しており、近年は増加傾向にあります。特に口腔がんや咽頭がんになる人が増えています。

  • 男女比:約8:2で男性に多くみられるのが特徴です。
  • 年齢層:男性は50代後半から、女性は60代を境に死亡率がぐんと高くなります。
  • 最も多い部位:甲状腺がんを除くと、最も多いのは「口腔がん」で全体の約27%を占め、そのうちの約半数が「舌(した)がん」です。次いで下咽頭がん(約22%)、喉頭がん(約19%)と続きます。

🔍 部位別の主な症状(このような症状はありませんか?)

頭頸部がんは、できた場所によって症状が大きく異なります。以下のような症状が2週間以上続く場合は、放置せず当院(耳鼻咽喉科頭頸部外科)を受診してください。

  • 口(口腔がん):口内炎のような症状が続く、口の中がしみる、しこりがある
  • のど(咽頭・喉頭がん):声のかすれ、のどがしみる・痛む、飲み込み時の違和感、血痰が出る、息苦しい
  • 鼻(鼻腔・副鼻腔がん):鼻血、鼻水、鼻づまり、くさい鼻汁が出る、顔の腫れ
  • 首・その他(甲状腺・唾液腺がんなど):首のリンパ節のしこりや腫れ、耳の前や下の腫れ

🌐 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 特設リンク

学会のホームページでは、頭頸部がんの基礎知識や、病気について正しく知っていただくための「市民公開講座」などの動画が多数公開されています。ぜひご活用ください。

頭頸部がんは「話す」「食べる」「呼吸する」といった大切な機能に関わる場所だからこそ、早期発見・早期治療が何よりも重要です。

「ただの口内炎かな?」「のどの風邪が長引いているな」と思わずに、ささいな違和感でもお気軽に当院までご相談ください。

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