はなの病気

以下のような症状がある際にはご相談下さい

・鼻水が出る ・鼻が詰まる ・頬が重い ・くしゃみが出る  など

アレルギー性鼻炎 (花粉症)

アレルギー症状を引き起こす原因となる物質を吸い込むことによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こすアレルギー疾患です。この反応は外敵から体を守ろうとする免疫反応が過剰に起こってしうことが原因です。

アレルギー性鼻炎には「通年性」と「季節性」があります。「季節性アレルギー性鼻炎」のことを「花粉症」と総称します。中国地方の代表的な花粉は、スギ(2〜3月)、ヒノキ(3〜4月)、カモガヤ(5~6月)、ヨモギ(8〜10月)、ブタクサ(9〜10月)などがあり、ほぼ何かしらの花粉が飛散しています。

「通年性」の原因としては、ハウスダストダニが多いとされています。

治療

1:抗原の除去・回避

花粉が鼻や目に入ってこないように、マスク、眼鏡などの防御器具を使用したり、室内を小まめに掃除したりします。

2:対症療法

内服薬、点鼻薬、点眼薬等を組み合わせて症状の緩和を図ります。2019年からは「重症のスギ花粉症」に対しては抗体薬(ゾレア)が治療選択肢に加わりました。

花粉症の方は花粉飛散開始時期よりも少し早めに治療を開始することをお勧めしています。

3:免疫療法 (スギ、ダニ)

長期寛解を期待できる唯一の治療法で、抗原を少しずつ体に入れることで反応性を減らす治療法です。治療期間は3年以上を目標としており長期間の治療となりますが、80%以上の方で効果が得られるとされています。また、アトピーや喘息に対する効果も報告されています。

副鼻腔炎

副鼻腔は、鼻の周りの空洞のことです。鼻の中とは小さい穴(自然口)で交通しており、正常であれば空気が空気が入っています。副鼻腔炎はこの空洞が炎症を起こした状態のことを言います。

副鼻腔炎には急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があります。

急性副鼻腔炎は細菌やウイルス感染が原因で引き起こされ、多くの場合は1ヶ月以内に軽快します。

慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎の反復等による粘膜の機能障害、自然口の閉塞、副鼻腔の換気障害を引き起こし慢性的な炎症を生じている状態です。場合によってはポリープの合併や嗅覚障害等を合併することがあります。

治療

急性副鼻腔炎

抗菌薬と分泌物を排泄させやすくするお薬を使用します。通常、1-2週間で改善しますが、血症状が遷延する場合には慢性副鼻腔炎として治療することがあります。


慢性副鼻腔炎

マクロライド系の抗菌薬を使用します。この際は通常よりも少ない量を長期的に使用(〜約3ヶ月程度)します。この使用方法は、殺菌作用よりも分泌物や膿をしっかりと排泄させる様な作用を目的としています。

内服に加えて「鼻洗浄」を行うことで、鼻副鼻腔内の環境が安定しより効果が得られるとされています。通院での処置も可能ですが、ご自宅での「鼻洗浄」をお勧めしています。

内服や鼻洗浄で改善が得られない際には内視鏡下鼻副鼻腔手術の適応となります。手術が必要となった際には、連携施設への紹介となります。

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